
【耐震構造】

耐震構造
耐震構造とは建物の構造体で地震力に耐えるのに対して、免震構造は地震力が伝わらないようにすることで、制震構造は地震力を吸収することで、地震から家を守ろうとするものです。
具体的には地震などによる水平方向の力に対して、十分に耐えることのできるよう設計された建築物の構造のことをさします。
その技術的な基準は建築基準法に基づいて定められているが、建築物の用途、規模、構造の種別、土地の状況に応じて異なります。
例えば、
1.柱、梁、床、壁等を有効に配置して、建築物全体がこれに作用するに対して一様に構造耐力上安全であること
2.構造耐力上主要な部分は、建築物に作用する水平力に耐えるように釣り合いよく配置すること
3.構造耐力上主要な部分には使用上の支障となる変形または振動が生じないような剛性および瞬間的破壊が生じないような靱性を持たせること
にわかれています。