
【耐力壁ブレース工法】

耐力壁ブレース工法
耐力壁ブレース工法とは、木造軸組工法の耐震性を高めるために開発された、木造の筋交い(ブレース)に代わる補強方法のことです。
鋼製の2本の柱と2本の梁を組み合わせたキッドの内側に、丸棒のブレースをたすき掛けに取り付けたもので、幅は約半間。
柱と梁の接合部4隅をL字型の金物で固定し、その金具からたすき掛けに鋼製の棒(ブレース)を取り付けるものです。
木製の筋交いと違って剛性がありながら靭性もあるので、大きな力が加えられても、たわんだり伸びることで耐力を保つことができます。