
【層崩壊】

層崩壊
層崩壊とは、RC(鉄筋コンクリート)などの中高層ビルなどで、各階によって耐震性が異なる場合(階によって耐震壁の量にバラツキがある場合)、地震を受けた際に耐震性の弱い階に外力が集中して、その階が崩壊してしまうことをいいます。
1階部分が柱だけで支える駐車場があるビルなどは、耐震壁がないために層崩壊を起こしやすいといわれています。
1995年の兵庫県南部地震においては、高層ビルの中間層の一層だけが崩壊する事例が数多く見られています。