
【針葉樹構造用製材の規格】

針葉樹構造用製材の規格
針葉樹構造用製材の規格とは針葉樹を材料とする針葉樹構造用製材を建築物の構造耐力上主要な部分に使用することを目的とした、農林水産省の定義の事です。
その規格についてはJASで規定されており、目視による等級区分では、高い曲げ性能が必要なものを「甲種構造材」とし、さらに木口の大きさにより「構造材I」「構造材II」に分かれています。
【目視等級区分製材の分類】
●甲種構造材(I・II)-主として曲げ性能が求められる部分に使用するもの
●乙種構造材-主として圧縮性能が必要とされる部分に使用するもの
■機械等級区分(機械で弾性係数を測定して区分等級するもの)
機械によってヤング係数を測定してE50~E150の6段階に分類する。