
【地盤の支持力度】

地盤の支持力度
地盤の支持力度とは、地盤がまさにせん断応力によって引き起こされる破壊を起こそうとする時(沈降を始めようとする時)の、基礎と地盤との平均単位面積当り接触圧力の極限値の事をさします。
またその極限支持力に対して、ある安全率を考えた荷重強度を許容支持力といいます。
地盤の許容支持力は地耐力試験(「地耐力試験」は地耐力がどの程度かを調べるもので)を行って定められますが、目安としては標準貫入試験(土の相対的な硬さ、締まりぐあいなどを表わすN値をもとめるとともに、土の試料を採取するための試験。)のN値によります。
基本的にはN値が15以下の場合は不適な基礎地盤と判断されます。