
【地震火災】

地震火災
地震火災とは、地震の揺れによる建物倒壊や、建物内での転倒・落下物から生じる火災の事をいいます。
地震火災は、本震直後から出火し、その件数は建物倒壊数に比例して増大するとされます。
また使用中の火気器具の多さにも関係するため、季節・時刻・建物用途などによって出火可能性は大きく変わります。
大都市直下で起こる地震では、多数の建物が倒壊して同時多発的に火災が発生することが想定されている。
例えば、東日本大震災でも非常に多くの地震火災が発生しました。
東日本大震災は、津波災害や原発災害が非常に深刻だったので、それと同時に非常に数多くの地震火災が発生していたという事実を知らない人が非常に多いですのですが、実際は従来起こった、関東大震災や阪神淡路大震災を超える地震火災の出火が発生していることが分かりました。