
【甲種構造材II】

甲種構造材II
甲種構造材IIとは、マツ・スギ・ヒノキ等の針葉樹甲種構造材の中で、「木口の短辺が36mm以上で、かつ木口の長辺が90mm以上のもの」を、甲種構造材Ⅱと呼んでいます。
主に土台(土台=柱の下部を連結し、上部の荷重を基礎に伝える水平材)や根太(ねだ=大引きや梁などとともに、床組を構成する床板を受ける水平材)、梁(はり=柱等と連結して小屋組や床組の荷重を支える水平材)、桁(けた=屋根を支える水平材)、
筋交い(すじかい=柱や梁などが変形するのを防ぐために軸組等に入れる斜材)、大引き(おおびき=最下階の床を支える横架材)等が、Ⅱ類に入ります。
ちなみに節などによる欠損の影響や割れ、年輪の間隔等によって、甲種構造材Ⅱは1級〜3級に細分類されています。