
【蹴上げ】

蹴上げ
階段の一段の高さのことをいいます。
この部分の寸法のことを「蹴上げ高さ」若しくは「蹴上げ寸法」とも言い、建築基準法にて寸法が定められています。
建築基準法では、住宅の場合、幅750mm以上、蹴上げ230mm以下、踏面150mm以上と決められています。
蹴上げ寸法は、階高÷総段数(上がりきり段数)で算出できるが、あまり高くすると急勾配になってしまうので注意が必要です。
蹴上げ部に用いる板は蹴上げ板、あるいは蹴込板と呼ばれています。
ちなみに、足がのる平らな部分を「踏み面」、階段の垂直になった部分を「蹴込み」と呼びます。