
【柿渋塗り】

柿渋塗り
柿渋塗り(かきしぶぬり)とは柿渋から作った液による日本古来の塗装方法の事です。
柿渋塗装と同一の意味合いを持ちます。
柿渋は漆と並び日本の伝統的な塗料で、従来、和紙や天井板などの塗装などに使われてきました。
柿渋の色は主に茶色系で、ベンガラなどの顔料を混ぜて使われ、防水、防虫、防腐などの効果があるといわれています。
また、柿渋には特有の匂いがありますが、現在では匂いのない無臭柿渋も出てきています。
シックハウス対策から天然素材が見直される中、現在、柿渋は染料や建築材の塗料として再び注目を集めています。