
【維持管理対策等級】

維持管理対策等級
維持管理対策等級とは、住宅性能表示制度によって、給排水管およびガス管について、点検や清掃・補修が容易にできるための対策について評価基準を等級で表したものです。
各住戸の専用部分での専用配管と、マンションなどでは共用部分の共用配管について、それぞれ1~3の等級で表示され、等級が高いほど、維持管理対策に配慮がなされていることを表します。
例としては専用配管では、
等級3は、「掃除口および点検口が設けられているなど、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている場合」で、コンクリート内に配管を埋設しない、排水口には清掃口などを設ける、漏水やガス漏れを点検するために設備機器と配管の接合部分に点検口が設けられている、などの対策がとられています。
等級2は、「構造躯体を傷つけることなく、専用配管の点検・補修が行える」ような基本的な措置が講じられているもので、等級1はそれ以外の仕様となっています。