
【青地・赤地・白地・ドロ揚地】

青地・赤地・白地・ドロ揚地
青地・赤地・白地・ドロ揚地とは、現況は公図上に存在するが、公図上で地番記載がない土地の呼称のことです。
青地は青線ともいい、河川や水路または河川などの敷地であった土地のことをいいます。
赤地は赤線ともいい、道路や道路の敷地であった土地をいいます。
白地とは、現況は宅地、農地、山林・原野ですが、公図上は着色されておらず、地番の記載がない区画をさします。
ドロ揚地とは、白地の一種ですが、水路の浚渫時に土砂を貯留する用地のことです。
これらの呼称は、字限図(あざきりず:明治初期の地租改正に際してつくられた地図)に着色された色に由来されたものです。