耐震補強リノベーションをしつつ部屋を広く見せるには?

コラム 古い物件をリノベーションする際に思いがちなこと

古い物件をリノベーションする際に思いがちなこととして、よくあるのが「この物件、耐震大丈なのかな…??」ということ。

地震による恐怖

あなたも気になったことありませんか?

中には築40年以上経過しているような物件もあります。

耐震基準が改正されたのは1981年6月1日です。

それ以前の建築物は古い耐震基準で建てられた建物であり、今の耐震が基準を満たしていない可能性があります。

日本は地震大国ですから、やっぱり耐震性能が十分でないと安心して暮らせません。

リノベーションの際に、耐震性は無視できませんね。

さて、弊社では壁を取り去って大空間を生み出すリノベーションを提案することがありますが、もちろん、耐震についても気を配っています。

とはいえ、壁がなくなると「耐震性がちょっと心配…」と思う気持ちもわかります。

とはいえ、壁をむやみに入れれば、見た目も利便性も損なってしまいます。

そこで、壁は作らず柱や筋交だけを入れっぱなしにして、部屋の広さと耐震性を両立するという方法があります。

壁ではなく、柱や筋交だけなら、かなり存在感が控えめになります。

向こう側が透けて見えるからですね。

壁ではなく筋交いだけならかなり存在感が控え目

筋交い

弊社の施工実例としてホームページでも紹介していますが、壁ではなく筋交いだけならかなり存在感が控え目なのがわかるでしょうか。

しかも、ロッジのようなおしゃれな雰囲気も出すことも可能です。

壁で向こう側が見えるか見えないかだけでこんなに部屋の雰囲気がガラッと変わります。

また、見えない部分の補強も大切です。

例えば、基礎です。

基礎とは建物を支えるコンクリートのことです。

基礎の内側に、鉄筋入りのコンクリート基礎を作って補強する方法がある。

鉄筋入りのコンクリート基礎を作って補強

古い住宅だと鉄筋が入っておらずちょっと強度が心もとないことがあります。

そこで、もともとの基礎の内側に、鉄筋入りのコンクリート基礎を作って補強する方法があります。

その他、基礎の上に敷いて住宅を支える部材である土台も痛んでいる可能性があるので、リノベーションで交換することが可能です。

古い住宅でも、見た目や利便性を損わずにこうして耐震のためのリノベーションが可能です。

もちろん、補強が必要なほど、リノベーションの費用は大きくなります。

「古い住宅だから物件の費用が安い!」と思ってリノベーション用の物件を購入したとしても、補強がそれなりに必要だとその分工事で費用がかかります。

実際、どの程度耐震補強が必要かはなかなか経験のない人には判断が難しいので、どの程度耐震リノベーションが必要かどうかは、業者に依頼して耐震診断をしてもらいましょう。

古めの住宅をリノベーションする際には、耐震補強が必要であることが多いので、念頭に置いておいて欲しいと思います。

[記事]田中 義人