中古住宅の耐震面について

コラム 物件を探す際に気をつけるポイント

中古住宅の耐震面について

中古物件は新築の注文住宅とは異なり、築年数や仕様、設備の新旧も物件によって様々です。
特に中古物件に関して気をつけておきたいのは耐震基準です。
地震大国と言われる日本にとって、住宅を購入する際に押さえておくべきポイントとして欠かせない耐震性。
今回は事例を基にご紹介させていただきます。

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耐震基準とは?

建物が地震に耐える能力を調べるもので関東大震災の次の年(1924年)に施行されました。
それから、1981年に大きく改定されます。
この、1981年以降の新耐震基準が現在の建築基準法のベースにもなっております。
なので、まず見てもらうのは1981年以前の物件なのか?それとも1981年以降の建物なのか?
もちろん、新耐震基準の建物に越したことはありませんが古くても安心してください。
神社仏閣など木造建築で100年超える建物たくさんあります。
本当に大事なのは、しっかりとメンテナンスされているかどうかの方が大事で築年数が浅くても建物は傷むケースも多くあります。
スケルトンの状態で、建物の全てを見ることができる状態であれば柱や土台などもチェックできますし、シロアリや雨漏りもチェックできます。
それを、現在の耐震基準と同様に改修していくことは可能です。

今から、見てもらうのは築53年の岩端町のモデルハウスです。

築53年の岩端町のモデルハウス

さらに、耐震面につきましては軽くするのも有効で陶器の瓦からガルバリウム鋼板に変えると軽くなり耐震補強にもなります。
こういった、耐震診断をして耐震改修をすれば適合証明書という書類を発行してもらえます。
この適合証明書とは、現在の耐震基準に満たした建物であることが証明されて、瑕疵(欠陥)保険にも入れます。
建物自体は年数よりもきっちりと手をかければ安心して暮らせるお住まいというのが少しご理解いただけたら幸いです。
不動産的な見方をすると築25年を超える建物は価値が0円とみなされるということでお安く取得できますので、古くても安心できる物件を探してみましょう!
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[記事]田中 義人

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