コラム人生三大出費とライフプランニングについて
今回はライフプランニングについてのご説明となります。
普段の生活の中で私たちは消費者として購入→消費を繰り返しています。
その中でも人生を通して大きな出費は
・住宅資金
・教育資金
・老後の生活資金
であり、これらは「人生の三大出費」と言われています。
「物価高」「増税」「年金受給年齢の後退」など、
この先の支出がどのようになるのか不明瞭なところが多い昨今ですが、
まずは、3大出費のうちの「住宅資金」とりわけ住宅ローンについてご説明いたします。
史上最低金利と言われるほど住宅ローン金利は下がっています。
特にネット銀行の住宅ローンにもなると、変動金利で0.2%台〜の商品も出るなど、
家賃並、場所や物件によっては、家賃以下での住宅を購入することも可能となっています。
でも、「変動金利って、急に金利上昇の危険性があるのでは?」
と心配に思われる方も多いかと思いますが、
日本銀行のゼロ金利政策が始まった平成11年(1999年)から、基準金利(2.475%)自体は大きく変わっていません。
というのも、
店頭金利(市場の金利に合わせて各金融機関が独自に設定するローン金利)が、
住宅ローン金利に対して大きく関係するため、金融機関はそれぞれ独自の店頭金利で
住宅ローンの貸し出しを行っています。
むしろ前述の通りネット銀行の変動金利についてはほぼ「0」%台となっています。
「固定金利」と「変動金利」の目安となる指標は異なります。
「固定金利」と「変動金利」については金利調整の指標が異なります。
例 )
固定金利:「10年国債の利回りを指標として金利調整。」
変動金利:「日本銀行の短期プライムレートを指標として金利調整。」
変動金利の指標となる短期プライムレートとは
ここでいう「短期プライムレート」とは、金融機関が企業に短期資金で融資する際の優遇金利のことを指します。
そしてこの「短期プライムレート」が日銀の政策金利に連動するため、
簡単にまとめると
「銀行から企業への貸付金利が順次上昇すれば、変動金利は上がっていく可能性がある。」
と頭の片隅に入れておいてください。
「固定金利比べ金利が低い。」という視点で変動金利を選ばれる方もいるかもしれませんが、
そもそも論として「固定金利」と「変動金利」では金利調整の指標が異なるためこれらを理解の上「固定金利」か「変動金利」をお選びいただければよろしいかと思います。
「変動金利」を選んだ際のリスクについては別記事で解説します。
子育て世代は知っておいて欲しい教育資金について
これまでは住宅資金の中でも住宅ローンについて解説しましたが、
お子様がいらっしゃるご家庭の場合は「教育資金」も重要なテーマになってきます。
幼稚園・保育園から大学までを公立で進学した場合と、
同じく全て私立で進学した場合、
文系コース、理系コースを選んだ場合など
それぞれのケースを把握しておくことで
どの程度費用が必要になるのか、将来的な準備が可能となります。
これから「住宅購入」や「教育資金」に関してご不明な方は
ぜひ弊社へご相談ください。弊社リノワイズは宅建士、建築士、住宅ローンアドバイザー
FPなど各種資格保有者がいますので、これらの支出に関して
しっかりとサポートさせて頂きます。
毎月様々な無料セミナーや相談会を実施しておりますので、
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[記事]木村
